2011年01月03日

ノーベル化学賞の根岸さんが人工光合成の研究

ノーベル化学賞の根岸さんが人工光合成の研究

2010年の明るい話題として日本人がノーベル化学賞を受賞したと言うのがあった。
鈴木章さんと根岸英一さんが有機化合物を作り出すときのクロスカップリングでそれぞれの方法を発見したものだが、その根岸さんが二酸化炭素から資源や食料を作り出す研究に挑む事になった。
国内の研究者約120人と研究プロジェクトを立ち上げるそうだ。

触媒を使って二酸化炭素から穀物のような食料やバイオエタノールのような燃料を作る出す人工光合成ともいえる新しい化学反応の発見を目指す。
その研究費の確保の為に1月18日に文部科学省を訪問して計画を説明する予定だそうだ。

今は当然二酸化炭素から何かの有機物、食料や燃料になるものを合成するのは生物、特に植物や微生物を使った方が一番効率がいい。
これを人工的に合成して、なおかつ植物なんかよりも効率がいいものを目指すという事だろう。

現実に事業としてやるのならコストも効率も植物が一番いいんだが、それ以上のものが出来るんだろうか。
本当に出来たら、それはすごい事だと思う。
そういう研究も必要だろう。

ただそれと平行して現在ムダにしている、廃棄食品や下水の有機物をエネルギーに変えるシステムを進めることも重要だと思う。
食べられる穀物なんかをバイオエタノールにするよりも、下水や毎日大量に捨てられている廃棄食品からバイオガスを作った方がよほどコストや効率の面でメリットがある。
日本はまだまだそちらの面では遅れているだろう。




posted by 科学レッド at 16:39 | Comment(0) | 化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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